『防災さんぽ』3 ++ 仲町会を歩いてみた ++ 家庭防災部

(文章内の公園名など緑がかった文字をタップすると、説明や関連サイトに移動します)

 

自宅近隣など散歩しながら、防災減災の目線で安全・危険の確認をしてみる、防災力と体力の向上を含んだ「防災さんぽ」。

しばらく活動ができませんでしたがやっと再開しました!

秋晴れの11月19日、今回は「仲町会」です。
(師岡町のうち、トレッサ横浜南棟の付近から仲谷戸バス停付近まで)

仲町会のいっとき避難所で環状二号沿いにある「仲谷戸第二公園」。
私たちの防災さんぽは、各町会から参画している家庭防災連絡員により
事前にコースを決めて他のメンバーを案内していく形です。
準備していた地図を片手に公園をスタート。

環状二号線より一本なかに入った道を通り、

町会が保有する「スタンドパイプ式初期消火器具(以下、スタンドパイプ)」へ向かいます。
「スタンドパイプ」は
相沢畳工作所さんの敷地内に設置されているため、ご理解を得て扉をオープン。

扉には、消火栓の位置がわかりやすく貼られていますね。

スタンドパイプは消火栓に差し込み、ホース・筒先を結合することで、毎分100リットル以上の放水ができる消火用機材です。

仲町会は戸建ての御宅が多く、道路も広くありません。火災が起きた場合に備え仲町会の特徴にあわせた防災として「スタンドパイプ」を導入されているとのこと。
2019年にはこのスタンドパイプを用いた消火訓練を実施しています(その様子はこちらのアーカイブよりご覧いただけます)

火災のとき狭い道路に消防車が何台も入れませんが、消火栓自体が近くにない御宅もあるように感じました。消火器の備えと近所の連携が大事ですね!

住宅街を通り、「師岡梅の丘公園」へ向け出発。この公園には防災倉庫があります。

師岡梅の丘公園」は、音楽祭や協働農園の収穫イベントなども行われるとても広い公園です。
公園内にはトイレ・自販機など整備されてあります。


個人の菜園も豊かに実っていました。
しばし眺望を楽しみ一息、

そして梅の丘公園を出て少し歩いたところに、「災害用井戸」の表示を発見。

横浜市では、『災害時の生活用水の確保』として、災害時に地域の方々へトイレや屋外の清掃などの「生活用水」として提供してくださる井戸(災害応急用井戸)を募集しており、こちらの所有者の方がご協力されているようですね。ありがたいことです。

 

ゆるやかに坂を下りながら、仲町会のもうひとつの防災倉庫がある「師岡子どもの遊び場」へ向かいます。
(住所は師岡町581)
花壇に整然と並んだ花が出迎えてくれました。

仲町会の防災倉庫については、こちらの 『わが町の防災倉庫 仲町会編』 で詳細を参照できます。

 

終点は、「もろおか里山倶楽部」。空き家を活用した、地域の方なら誰でも訪れることの出来る“まちの居場所”。

併設カフェ『Flat(ふらっと)』でコーヒーをいただきながら、来年の活動について話し合いました。なにか良いものができる予感も少しだけ。。。

 

最後に

乾燥する季節になりました。特に火の扱いには気を付けて過ごしましょう!帰宅したら、うがい・手洗い忘れずに。

 

参考までに

スタンドパイプ等の使い方は、横浜市消防局が作成した動画から確認することができます

動画は こちら—初期消火器具の使用方法 をタップしてみてください。

以上、家庭防災部でした。

乾燥の季節です[火の用心] (家庭防災部)

乾燥の季節に気を付けることといえば、風邪やインフルエンザ、
そして新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。

さらにもうひとつ注意したいのは、火災

家庭防災部では毎年『火の用心』ポスター(A4)を作成し
火災予防の呼びかけとして町内の掲示板に張り出していますが、
今年もそろそろ出番のよう。

江戸時代のとある書には、植物の南天の説明に
「これを庭に植えて火災を防ぐ」と記述されていることから、
今回のポスターには、縁起担ぎとして南天のイラストを入れました!

屋内では防寒のため暖房器具を使う機会が増えたり、
乾燥注意報・強風注意報が出ているようなとき屋外で火を取り扱うときなど
身近な場所で火災が起こらないよう、十分注意しましょう。

でも気を付けることいっぱいで悶々とする。。

そんなときは、横浜市作成の
歌って 踊って からだで楽しく覚えられる
「火災予防ソングの動画」
みてみませんか?

それゆけ!キッズ消防隊 ← 文字をタップすると動画サイトに移動します

動画は、「踊りを覚える」「「みんなで踊ろう」「歌を覚えよう」の
3編から構成されていますよ。
幼児向けですが、お子さんやお孫さんと一緒に、
大人同志でもご友人と一緒に
出来る範囲で体を動かしてみてください!
体が温まりますよ~ \(^o^)/

以上、家庭防災部でした。

『防災さんぽ』のすすめ ++表谷を歩いてみたよ編++(家庭防災部)

防災さんぽ」って聞いたことありますか?

自宅周辺や避難所までの道のりなど近場を散歩しながら
防災・減災の目線で、安全・危険の確認をしてみるという
防災力と体力の向上も含んだ「防災さんぽ」。

今回は、家庭防災部のメンバーで表谷町内会を歩いてきました。

事前に横浜市の「わいわい防災マップ(土砂災害版)」を印刷し、
(↓図をタップすると、実際の防災マップへ移動します)

 

 

 

 

まずは表谷のいっとき避難所である師岡表谷戸公園へ。


小道に入ってやっと存在がわかる小さな公園に
ここに公園があるの、知らなかった!」という声も。

町内会の防災倉庫も、こういうことろにあるほうがわかりやすいのかな。
ちなみに中央に映るのは清掃道具保管用の物置です。

[いっとき避難所はこちら⇒]みたいな案内標識は見つけられませんでしたが
表谷町内会のゴミかごには、写真のように地図が表示されています。


そして、熊野神社に一礼し、道を挟んで「公衆電話」がある場所をチェック。

神社の脇道に入ると、細い道と豊かな緑、、
横浜市の防災マップでは、避難に適さない道路に指定されています。

大雨の場合は早めに避難か、迂回ルートを知っておくとよさそうな感じ。

表谷には同じような道や、「土砂災害警戒区域」とされる傾斜地も多くあります。

道路には「消火栓」があります。もし路上駐車していて火災消火活動の妨げになっては大変です。

消火器」は掲示板にセットされています。(写真は、防災拠点の師岡小前にある掲示板)

住宅街の道をあちらこちらと歩いて、
「ご近所に ”災害時要援護” という方、いらっしゃるのかなあ」とか、
「前よりも住宅地として住みやすく整備されたな」と感じるメンバーも。

熊野神社市民の森で途中休憩。当日はお天気もよく、秋が深まっていくのを感じます。

ちなみに、こちらにはトイレや水場はありません。

杉山神社へ降りていき、もうひとつのいっとき避難所「師岡沼上耕地公園」へ向かい、さんぽ終了。

同じ町内でもエリアが違うと視点も変わり、普段気付かなかったことを得たり、
そして、久しぶりに会って親睦を深めることができたことは大きな収穫でした。
皆さんも是非、ご自宅周辺を 防災さんぽ してみてください。

家庭防災部では、引き続き南町内会、仲町内会、打越町内会を防災さんぽして行く予定です。
コロナ渦のなか、今回は短い時間の活動でしたが、沢山の気づきがありました。
どういう形でこの気づきを共有・アウトプットしていくかこれからの課題です。

以上、家庭防災部でした。

参考リンク

読み聞かせ動画『みんな森の子供たちとアウル爺さん』の紹介 (家庭防災部)

7月もあと1週間。梅雨明けが待ち遠しいですが
来週も曇り空が続く予報ですね。

夏から秋にかけて、毎年国内のどこかで大規模な風水害が発生しています。
いつ自分たちにふりかかってきてもおかしくありません。

そんななか、横浜市は総務局と消防局が連携して、風水害に関する「幼児向けの防災教材」を制作し
動画サイトに載せていますので紹介します。

タイトル「みんな森の子供たちとアウル爺さん~不思議と勇気の物語~
あらすじ・・動物たちが暮らす森を襲う大嵐、
ハリネズミの弱虫リッチョはそのときどうするのか、
村のみんなの安全は守られるのか、、

お子さんと保護者の方に、風水害への対策を盛り込んだ動画です
おうち時間のおともに、いかがでしょうか。

みんな森の子供たちとアウル爺さん
↑この青色の文字をクリックすると動画共有サイトYouTubeに移動します

以上家庭防災部から動画紹介でした

応急手当の勉強会を行いました (家庭防災部)

気付けば七夕も過ぎ、吹く風に「熱」を感じます。
コロナ感染対策のため、外出時にマスクが欠かせないとはいえ、
「夏にマスクして過ごす」という経験が今まで無いという方、
多いのではないでしょうか。

マスクの中は、温度も湿度もアップします。
また、マスクしていると水分補給を怠りがちです。
適度にマスクを外したり、屋外の作業では無理をしないことを心掛けてください。

さて先日、師岡地区家庭防災部では、港北消防署から「応急手当講習」DVDをお借りし
勉強会を行いました。

夏は、熱中症を原因とする心停止も起こり得るという内容を見て
「特に体力の少ない高齢の方やお子さんは、気を付けないとね、」
「近隣にAED置いているとこ、確認しよう」
と意見交換を行いました。

(皆さん距離を取りつつ、師岡会館1階の窓も開けて換気の対策を)

 

師岡会館1階に、AEDが設置されています
(玄関入口入って右側の壁)

この夏、いろんなことに気をつけなきゃ、っと思うと本当にうんざりしますが
「自分の命は自分で守る」が減災防災の基本です
少しずつ、自分にできることを考えてみましょう。

↓こちらは、厚生労働省による熱中症対策の情報です
参考になれば幸いです
(画像をクリックすると、熱中症対策リーフレットの全部がダウンロードできます)

以上、家庭防災部でした