「防災さんぽ」って聞いたことありますか?
自宅周辺や避難所までの道のりなど近場を散歩しながら
防災・減災の目線で、安全・危険の確認をしてみるという
防災力と体力の向上も含んだ「防災さんぽ」。
今回は、家庭防災部のメンバーで表谷町内会を歩いてきました。
事前に横浜市の「わいわい防災マップ(土砂災害版)」を印刷し、
(↓図をタップすると、実際の防災マップへ移動します)
まずは表谷のいっとき避難所である師岡表谷戸公園へ。
小道に入ってやっと存在がわかる小さな公園に
「ここに公園があるの、知らなかった!」という声も。
町内会の防災倉庫も、こういうことろにあるほうがわかりやすいのかな。
ちなみに中央に映るのは清掃道具保管用の物置です。
[いっとき避難所はこちら⇒]みたいな案内標識は見つけられませんでしたが
表谷町内会のゴミかごには、写真のように地図が表示されています。
そして、熊野神社に一礼し、道を挟んで「公衆電話」がある場所をチェック。
神社の脇道に入ると、細い道と豊かな緑、、
横浜市の防災マップでは、避難に適さない道路に指定されています。
大雨の場合は早めに避難か、迂回ルートを知っておくとよさそうな感じ。
表谷には同じような道や、「土砂災害警戒区域」とされる傾斜地も多くあります。
道路には「消火栓」があります。もし路上駐車していて火災消火活動の妨げになっては大変です。
「消火器」は掲示板にセットされています。(写真は、防災拠点の師岡小前にある掲示板)
住宅街の道をあちらこちらと歩いて、
「ご近所に ”災害時要援護” という方、いらっしゃるのかなあ」とか、
「前よりも住宅地として住みやすく整備されたな」と感じるメンバーも。
熊野神社市民の森で途中休憩。当日はお天気もよく、秋が深まっていくのを感じます。
ちなみに、こちらにはトイレや水場はありません。
杉山神社へ降りていき、もうひとつのいっとき避難所「師岡沼上耕地公園」へ向かい、さんぽ終了。
同じ町内でもエリアが違うと視点も変わり、普段気付かなかったことを得たり、
そして、久しぶりに会って親睦を深めることができたことは大きな収穫でした。
皆さんも是非、ご自宅周辺を 防災さんぽ してみてください。
家庭防災部では、引き続き南町内会、仲町内会、打越町内会を防災さんぽして行く予定です。
コロナ渦のなか、今回は短い時間の活動でしたが、沢山の気づきがありました。
どういう形でこの気づきを共有・アウトプットしていくかこれからの課題です。
以上、家庭防災部でした。
参考リンク
- スマートフォン・タブレット向け「土砂災害警戒情報」
- 港北区 避難場所
- 共助による災害時要援護者の手引き 横浜市健康福祉局作成