さる2月8日(金)女性の会と消費生活推進員のコラボ共催で「港北警察署生活安全課」の方を講師として「悪質商法、オレオレ詐欺の被害状況」についてのお話しがありました。
悪質商法、詐欺については多様化していてここでは書ききれないので書きませんが、講師によると、電話というものはとても便利ではあるけれど、家の中にいて安心していても、突然外の世界(詐欺などの危険)とつながってしまう危険もはらんでいます。
振り込め詐欺の被害者の統計は
80歳代➡40% 70歳代➡20% 60歳代➡13%
男女別では 女性が80%を占めています。
港北区内の昨年度の被害額 振り込め詐欺➡2億5千万円 オレオレ詐欺➡5千9百万円 架空請求➡1億7千百万円
詐欺に遭わない為の対策としては電話に出ないのが一番。 まずは留守番電話の設定をしましょう。 詐欺をはたらこうと思って電話してくる人はメッセージを残さずに切ってしまいます。
また、「詐欺を予防するために会話を録音しますがよろしいですか」と相手に警告をしてからつないでくれる機能がある電話機も市販されています。このような警告をされると詐欺をはたらこうと思っている相手はつながれる前に切ってしまいます。
質疑応答の時間で「相手に断るときは丁寧に断った方が良いですか」という質問がありましたが、そのような気を使う必要はないとの事。
警察沙汰になることを恐れているのは犯人側なので、家に押しかけたり脅したりはしないとのことでした。
自分は詐欺に引っかからないと自信のある方も被害に遭っているとの事です。被害に遭うかもしれないと慎重な心も必要なようです。
大切な財産を失わない為のとても勉強になった講座でした。