8月4日(日)、港北消防団夏季訓練会が新羽車両基地にて開催され
家庭防災部で応援に行ってまいりました。
8月に入り、猛暑日が続く夏の真っただ中、
港北区の消防団の皆さんが一同に集まり、
日ごろの訓練の一端を披露してくれます。
青い空に赤い消防車の整列が映えますね。
小型ポンプ操法競技 (AM 10:20-11:15)
開会式の後、7つの分団による「小型ポンプ操法」の競技が行われます。
こちらは出場する第三分団の皆さん!
観覧席からは各分団への応援の声が聞こえました!
「がんばれ~ !(^^)! 」
消化ホースを伸ばし、構えて、的を目掛けて放水開始!(すごい水圧を抱えてるんですね)
第八分団による訓練礼式 (11:15-11:25)
女性のみで構成されるのが第八分団です。
結成から今年で21年目。35名の皆さんが所属されています。
火災や救急などの消防活動にむけ、日ごろから訓練を行っています。
分団長の指揮で号令がかかります。
「なおれ、せいれ~つ、やすめ、
右向け右、行進はじめ!」
皆さんの雄姿に、観客席からは拍手が贈られました。
資機材取り扱い訓練(11:25~)
消防活動を助けるため、さまざまな資材機材があります。
油圧切断機、エンジンカッター、チェーンソー、携帯発電投光機、
消防団員はいざというときに状況に応じて使いこなさなければなりません。
これらも日ごろから訓練を共にする「相棒」なんですね。
一斉放水
訓練の最後は、一斉放水です
まず、筒先員となる団員は、観覧席の前で防火装備の着装を披露(早着替え!)
この防火服は新型なんだそうです。
消防団の皆さんの命をさらにしっかり守るよう改良されています。
そして、
第八分団の皆さんによる「ウォーターカーテンホース」という
特殊ホースによる放水です。
水が扇形に噴射され、密度の高い水幕(ウォーターカーテン)が
形成されるようになっています。
消防団の皆さん一致団結の、一斉放水!
災害は暑さも寒さも選んではくれません。
消防団の皆さんが港北区民の為に日々訓練に励んでいただいていること、
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
お疲れ様でした。
おまけ
小型ポンプ操法の訓練の最後に
ホースだけではなく、木の棒を構えていました。
なんだか江戸の町火消しみたいだと思い
団員の方に「あれなんですか?」とお尋ねしたところ、
「とびぐち」といいます、と教えてもらいました。
木造などの延焼や消火活動の障害物を壊す役割がある道具、
江戸時代から変わらず続いているものもあるんですね。