今年度の講演テーマは「片付け備蓄が命を繋ぐ」でした。
昔と違って今は家の中がモノであふれる時代です。
「1年以上使ってない物は不要な物」、日頃片付け下手な私にとっては耳の痛い
言葉でしたが、モノを減らして片付けることによって、家の中での落下物の危
険やつまづく危険がなくなり被災時に大切な命を救うことになります。
食料や水などの備蓄は最低3日間は必要と言われていますが、大災害が起きた時には1週間救援物資が届かない可能性も。
1週間分を自宅の本棚や台所に横並びで備蓄すればいいそうです。
これだと万一子供だけで居る時に被災しても何を食べれば良いか一目でわかって安心ですね。
先日の師岡防災知恵袋展でも体験していただいたポリ袋調理(パッククッキング)も推奨されていました。
食材を入れたポリ袋(耐熱性のある高密度ポリエチレン製)をお湯の中で加熱することで簡単に温かい料理ができます。
東日本大震災から8年経ちました。
次第にその記憶も薄れがちになっていきますが、ある日突然誰もが「被災者」になり得るといえます。
自分や家族の命を守るために身の回りのできることから始めましょう!
(家庭防災部)