3月2日、港北公会堂にて平成29年度家庭防災員スキルアップ研修が実施されました。講演テーマは「災害時のトイレ問題と対策を考える」でした。
実際に地震の後は断水や停電、下水道の損壊などで多くの水洗トイレは使えません。
水の流れないトイレを何の対策もせずに一度でも使ってしまうと…想像するのもおぞましいことになってしまいますね(スミマセン)
避難所の汚いトイレに行くのが嫌で水分や食事を控えて体調を崩したり、エコノミークラス症候群や脳梗塞、心筋梗塞等を引き起こして最悪の場合は死に至ることもあるそうです。
講師の方から、あなたはその時どうしますかという質問がありました。
①仮設トイレを待つ ②がまんする ③その辺でする ④水をさがす の四択ですが、会場の大半の方が③を選択しました。
しかしこれは防犯上や衛生面からも問題が多く、他の選択肢もすべてアウトです。そこで携帯トイレのおすすめです。
災害時に使用するトイレには携帯トイレ、簡易トイレ、マンホールトイレ、仮設トイレなどがありますが、
初動対応としては携帯トイレが最良の方法で、災害が起きたらまず自宅のトイレに携帯トイレを設置してほしいということでした
先日の知恵袋展でも携帯トイレの展示がありましたが、食料や水の備蓄とともに携帯トイレやトイレットペーパーの備蓄もお忘れなく!そして家族でぜひトイレについて話し合ってみて下さい。
<知恵袋展より>
(災害時のトイレ対策を詳しく知りたい方は、「災害用トイレガイド」
www.toilet.or.jp/toilet-guide を検索してみて下さい。)